本計画は、平成18年4月の介護保険制度改正により創設された、地域密着型介護施設である。
地域の介護が必要となった高齢者が、いままでの人間関係や生活環境などをできるだけ維持できるよう「通い」を中心に「訪問」「泊まり」の3つのサービス形態を提供できる「小規模多機能型居宅介護施設」を1階に設置し、2階には「認知症対応型通所介護施設」を併設している。
また、地域の方たちとの交流や、地域活動の場を提供する「町の寄り合い所」を設け、孤立しがちな高齢者施設とならないよう、地域に親しまれる"家"となることをめざした。
内部は木質感覚を大切にして、あたたかみのある"すまい"の居場所をつくり、採光や通風を考慮した計画を行っている。また1階の宿泊室の屋根部分に屋根緑化を行い、下階の断熱性能を確保するとともに、2階の機能回復訓練室から眺める緑に心が和むようにと配慮している。
本施設がまちの寄り合い所を通じて、地域のコミュニティに貢献できるよう願っている。